さぬき文化自然塾 記念講演会 
於 
三谷八幡宮 氏子会館 (H22.9.18)
海外(農業指導)体験を通して教わる
日本の良さと反省 
嶋田 唯行先生プロフィール ここをクリック

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戦争の記憶は徐々に風化されようとも、現在の我々は戦後の驚異的な復興の上に立っている事を忘れてはならない。  
国体の根幹である農業の復興と国際的な日本の地位向上のため、全身全霊をささげた先人が居てくれたおかげである。 

18歳で、 予科練---敗戦---渡米---第一次日本農業使節団員として発展途上国支援---南米移住者支援・・・
その壮絶な体験を通し会得した日本の良さと反省について2時間にわたり熱く語っていただきました。

戦後65年。 現在日本で、嶋田先生は体験に基づいたお話ができる極めて稀有な存在。 
胸に染みた言葉の数々をもう一度かみしめて、機会あるごとに次の世代に伝えていきたいと思います。

農繁期にもかかわらず、三谷八幡宮氏子会館
いっぱいの熱心な聴講者が集まりました。

若き日、人間の哲理に目覚めさせてくれた
恩師からいただいたタオル。真ん中に太陽、周りに
この心、この身、この暮らし と書かれている。

アメリカで活躍する先人から記念に帽子を
いただいた時、教えられた一言
”  はこの帽子の中にある・・・ ”


など、非常に具体的で説得力あふれるお話に
引き込まれて行きました。

東パキスタンで現地の役人達は、メンツとか体裁
こだわっていた。  そこで、 
      ”Pride is not a help to your stomach”
        プライドで、腹は太らんぞ 
使節団長が言い放ち、有名になった。


←←講演終了後もお話は尽きず、最後まで残った方々。
前列右から二人目が嶋田先生  
三人目が主催者 ’さぬき文化自然塾’の五所野尾塾長







西洋では日曜日には老若男女一緒に教会へ行って祈り、聖書を読んで勉強する。 素晴らしい習慣だと思う。
それが西洋人の生き方の根底にある。  だが、日本には、もっと素晴らしい独特の文化、
仕組みがあるではないか。 日本中どこへ行っても、氏神様と鎮守の森があるではないか。 
日本人は何千年来、大自然そのものから教わり大切に守ってきた。

最も大切な事は、 いつくしみの心 と それを敬う心  であって
古来日本人はそれを大事にしてきた。 これを失ってはならない・・・
  
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