平成23年 春祭 H23.5.3
年々賑わいを取り戻してきています。 今回はそれを支えてくれる人々に焦点を当てました。

春市(=春祭り)の2日前、お二人の大工さんが・・・
大きく、とても頑丈なステージを組み立ててくれました。

今後これを活用して神社の芸能大会
(春祭りと秋祭り)を盛り上げて行きます。

一方、氏子会館では、前日(2日)・・・

皐月会(茶道)と大正琴同好会有志が
紅白の福もち を千数百個作りました。 

拝殿では、華道部有志による、立派な生け花。
紀子さま ゆかりのモッコウバラ が品を添えます。


5月3日当日、お抹茶席には 出来たばか
りの福もち と、東北地方神社の
被災前後の写真を掲示し、 支援を呼びかけ
ました。集まった義援金は香川県神社庁
を通して被災地へ送ります。

芸能大会は恒例の神子さん(小学生)
による舞楽奉納で始まりました。

舞台横のヒノキ林には、ミルキーウエイ(町内の
授産施設)による、さをり織 が大胆に展示され・・・

そこから見え隠れする・・・

芸能舞台と・・・

古い音響機材が 精いっぱい発する
素朴な音楽が辺りに響いて・・・

かつての鎮守の森のお祭りを思い起こさせてくれました。

今年初めて雅楽 登場!! 三谷町重蓮寺住職の
岸上様のご厚意により実現しました。

ショウ、 篳篥(ヒチリキ)、 竜笛
演奏曲はいつも神子さんの舞楽奉納で聴き馴染みの
越天楽。 しかし、やっぱり生演奏はチガイます。
 厳かな雰囲気が漂いました。
 
子供達は 楽しくてしょうがないーって感じです。
 
お家のお手伝いでやっと溜まった貯金を
”エイッ!”とばかりに使っているのでしょうか。
 
(説明は いりませんね。 お鼻のてんこと、お口の
まわりは、うっかりきもので ふかないでよ)
 
いつも人気のお抹茶席を・・・
 
支えている裏方さん。ここでお抹茶をたてています。
 
’おもがし’を準備してお客さんの所まで届けます。

男の子も ちゃんと作法を守って、うやうやしく・・・

・・・お茶出し接待の・・・

・・・重責を果たしています。
この男の子達は日本古来の文化に何か感じるものが
あったのでしょうか、自発的に申し出てお手伝いに
加わって来たとのことでした。

いつも、町づくりにパワーあふれる仲間です。
 
大勢の方から義援金が寄せられました。 お礼の
印として福もち をお持ち帰りいただきました。
 
同時進行で、拝殿では春祭りの式典。
神子さんによる献餞。
 
 
中原醴組 神子さんによる舞楽奉納。
今日が最後のお勤めです。
   
 
早乙女会の神子さん。
 
 一年間ご苦労様でした。
 
このお祭りのポスターをじっと眺めています。
(今年は イラストで表現しています。)
 
二礼 二拍 一礼  
きちんと一人前にお参り。

福引   ”さー どれにしようかな”
今年は、子供達も楽しめる様に
色いろな景品を揃えました。

幸運にも、すべての行事が終了した頃から雨になり
あと片付けが終わった頃はしっとり濡れて
昼間の賑わいと対象的に 静寂に包まれていました。

では、また来年の5月3日まで。
   
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